楽天経済圏の相次ぐ「改悪」。母のつばさも記事にてくれました。
この記事の内容は・・・楽天経済圏の現状:改悪続きで絶対王者の地位から転落楽天経済圏に過度に依存していなければ被害はほぼ無い楽天経済圏の優位性と見限りの限度について楽天市場における制度改悪がトレンドになっています。ユーザーから不満の声[…]
特に楽天証券のクレジットカード周りの改悪をうけて、SBI証券などに移動した方も多いと思われます。
この記事では、
- すでに積み立てNISAなどを使ってしまってて移動できなかった
- 総合的に考えて楽天のほうが良いと思って残った
そういった人向けの対策を書いた記事になっています。
ポイント周りが改悪されるのなら、ポイント目的の積み立ては止めて高値掴みし辛い日に買うようにすればいいのでは、と思い実践してみました。
買う側を調整するリバランスは景気不振時がチャンス
リバランスとは、金融資産の保有率を調節して適正なリスク・リターンを調整する作業のこと。
金融資産を売ることによるリバランスは景気や株価がプラスのときでないと損失になります。
では、買うことによるリバランスはいつなら良いのか?
答えは、景気が悪い時です。
楽天証券とクレジットとの関係おさらい
前までの楽天証券なら、積み立てた金額の1%(500円上限)のポイントが取得できていました。
多くの方が使われているであろうつみたてNISAの月額は33333円、改悪前なら1%の333ポイント(年額およそ4000ポイントが)貰えていました。
条件を満たせば改悪後もある程度のポイントは貰えるそうですが、おすすめとされる投資信託はことごとく例外。月額で67ポイント(年額およそ800)に大幅に改悪されます。
クレカ積み立ての欠点=毎月1日にしか積み立てできない
楽天証券を使われているかたはご存知だとは思いますが、クレジットカードで積み立てをする場合、毎月1日しか積み立てができません。楽天銀行の口座から積み立てる設定にすれば、任意の日付で積み立てられます。
実は、区切りの良い日(月初月末の1日や31日、5の倍数、5,10,15,20,25,30といった給料日)はお金が動きやすいので傾向として高値掴みになりやすいことが知られています。
今までは、1パーセントの確実なリターンが高値掴みのリスクを消してる側面がありました。
だからこそ楽天一強だったのですが、これからは1日にしか積立できないことによる高値掴みのリスクが相対的に高くなったと言えます。
ポイント周りが改悪されたのなら、ポイント目当ての積み立ては止めて高値掴みし辛いとされる日に毎月積み立てたほうがポイントの損した分を取り戻せるのでは、というのが企みです。
買う側を調整するリバランスはどうやってやるのか?
最適なバランスを推し量る指針としてふたつ紹介します。
①株式9割・債券1割
こちらは、投資の世界では神扱いされているウォーレン・バフェット氏が提唱した割合です。
②債券を年齢と同じ割合、あまりを株式(「お金は寝かせて増やしなさい」より)
こちらは「お金は寝かせて増やしなさい」の水瀬ケンイチ氏が提唱した割合。年齢が増えるごとに防御的な、出口を見通した割合。
具体的な調整例
①のウォーレンバフェットの割合を基に、2022年の2月に楽天証券で以下の調整をしました。
投資信託を売う日は、ぬくぬく氏の「投資信託は「何日」「何曜日」に売買するのが高パフォーマンスになる?」」を参考にさせて頂きました。
- 1日→楽天インデックスバランスファンド(均等型)、債券50%株式50%なので予算の20%で買えば債券は10%、これだけクレカで支払い
- 13か14日→楽天全米株式インデックスファンド、こちらは米国株式100%。予算40%、こちらは楽天銀行引き落とし
- 22か23日→emaxis slim米国株式、こちらも米国株式100%。予算40%、こちらも楽天銀行引き落とし
この編成で買えば金額上は債券10%、米国株式80%、その他株式10%のポートフォリオが編成できます。
今回の下落で不安を感じた方向け
コロナ禍や世界情勢の変化で、株や投資信託、仮想通貨などが大きく下落しています。
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