【元金融が考察】楽天経済圏はオワコンなのか?

楽天市場の制度の改悪がトレンドになりました。

「楽天経済圏はオワコン、代わりの経済圏に移行する」といった声もあがっています。

この記事では、元クレカ会社(金融系)に勤めていたわたしの視点から、楽天経済圏は一般ユーザーにとって本当にオワコンなのか

直ぐにでも移動すべきなのかについてまとめました。

 

楽天グループが展開しているサービスの総称のこと。

楽天市場だけにとどまらず、銀行、保険、証券、アフィリエイト、オークション、通信など多岐に渡り経済を展開していることからこの名称が付きました。

各種サービスを利用することで買い物でポイントバック率の優遇(以下SPU率)が受けられることから、割引の相乗効果を狙った利用が行われています。

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楽天経済圏に依存してなければ被害はほぼ無い ー本質を考えてみるー

2021年4月時点では、ポイントバックによるせどり等を目的にして、過度に依存していなければ問題はないです。

 

今回の改悪は主に3点。

  1. 楽天ひかりのSPU率の撤廃
  2. 楽天アフィリエイトの報酬率の減少
  3. 天ゴールドカードSPU率引き下げ

 

 
つばさ

他にも公共料金支払いのポイントバック減少などもありますが、主なものだけを書きました。

楽天でんきの失速、楽天モバイルの負担がSPU改悪の背景でしょうね・・・

 

しかし、楽天ひかりを使っていない、楽天アフィリエイトだけに依存していない、あるいは年会費のあるゴールドカードを登録していなければ関係ありません。

では、楽天経済圏の本質とは?

楽天経済圏の優位性とは固定費と手数料の削減と金利優遇

楽天経済圏の優位性とは、タイトルの通り、固定費と手数料の削減と金利優遇です。

 

 
つばさ
楽天証券の支払を楽天カードにすることで確実に1%のキャッシュバックを得られるのも金利の優遇ですね。

これがわたしの考える、楽天経済圏の優位性です。

 

ヤフー経済圏、au経済圏にはここまでの相乗効果はありません。

たとえばヤフー経済圏には証券口座がありませんし、ポイントバックはpaypayとTカードに分散します。

au経済圏にはヤフオクやラクマのようなオークションがありません。

上の三点が確保されている限り、楽天経済圏の優位は揺るがないと言ってもよいでしょうね。

 

楽天経済圏の改悪点は、ライトユーザーからすれば許容範囲内

たとえば公共料金のキャッシュバック率ですが、1%が0.2%に下がっています。

一般的な家庭の水道代が5000円くらいなので、キャッシュバックの影響は50円分(1%)のポイントが10円(0.2%)分に減るくらい。

事業などで数十万単位で使っているわけでもない限り影響はほとんど無いと言ってよいでしょう。

 

 
つばさ
むしろ、ポイントのために支払先のカードを切り変えてしまうと、
①ポイントの分散
②カード管理の手間
というコストが発生してしまいます。時間と手間もコストです。
 

もしわたしが楽天経済圏を見限るとしたら? ー優位性がなくなったときー

今回(2021年4月)の時点では、上の本質(だとわたしが思ってるもの)が改悪されたわけではありません。将来的に、

もし、楽天カードのポイントバックの仕組みが大幅に改悪されたら?

もし、楽天銀行にお金を預けたりしても振り込み・引き出し手数料が無料にならなくなったら?

もし、マネーブリッジが廃止されたら?

完全に優位性が無くなります。

楽天経済圏が手数料ハンターと化したら見限って乗り換えたほうが良いと考えています。

そもそも今までがお得すぎた ールールを決めるのはあくまで楽天ー

 

題名の通りです。

  1. SPUの倍率を上げると、下手するとふるさと納税の自己負担がなくなる
  2. 投資などで確実に利息のリターンが発生する
  3. (終了)条件ありだけど一年分無料でスマホが使える
  4. 証券口座と銀行口座をつなぐだけで利子が上がる

ユーザー側に有利すぎる条件がずっと続くわけがありません。

 

 
つばさ
有利すぎる状況の反動は楽天さんが背負っています。ルールを決めるのが楽天さんである以上、経営成績や財政状況次第でルール改正があることを見込んで行動するのが正解だと思います。

現状でできる対策 ー縛られない、SPU目的を止める、代替を探すー

楽天経済圏の優位性が無くなり、手数料ハンターと化したときにどうすれば良いか。

わたしたちが取れる対策は以下の3つだと思います。

①縛りのあるサービスを契約しない

解約したり移動したりすると解約・違約金の発生するサービスを使わない。

例えば楽天ひかりでは3年の縛りが発生してしまいます。

 

直ぐに移動できない、解約できないサービスの利用は控えた方がよさそうですね。

②ポイントバック率目当ての利用を止める ーせどり以外ー

次に、SPU率を上げるために、なんとなく使っているサービスを止める。

 

ポイントバック額以上にサービスを使ってしまうのは本末転倒です。

③代替サービスを探しておく

最後に、代わりを探しておくこと。

楽天カード以外にも、Tポイントに対応したYahooJapanカードやPontaポイントに対応したauPayカードがあります。

オンライン口座は楽天銀行以外にも、ジャパンネット銀行やSBI銀行があります。

楽天証券と楽天銀行の組み合わせ以外でも、SBI証券とSBI銀行の組み合わせでも金利が上がります。

 

まとめ ー楽天経済圏の動向はこの3つを見ておくー

  1. 楽天カードのポイントバックの仕組みが根本から大幅に改悪されないか?
  2. 楽天銀行の振り込み・引き出し手数料の無料システムが廃止されないか?
  3. マネーブリッジが廃止されないか?

以上の3点を見張っていれば当分は大丈夫だと思います。

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