【ネットスクールに迷ってるかた向け】クレアールとスタディングを比較してみた【2022年8月更新】

息子のヒカルが「スタディング」を使って第156回日商簿記2級に受かりました。

合格率は18%とかなりの難度だったようです。

スタディングの利点・欠点をインタビューしましたので、こちらもぜひご覧ください

2020年の3月、簿記3級に合格した節約ブロガーヒカルに2級に向けたスクールの資料請求をしてもらいました。

この記事では、複数のスクールを比較してみた結果を共有したいと思います。

ヒカルから提供してもらった画面キャプチャーや写真がありますので、記事は少し重めになるかもしれません。

また、後半では、ヒカルが選んだ学校と、その選択に影響を与えた意外な理由についても触れていきます。

2021年度から、統一試験の形式が大きく変わります。

今までの過去問や独学テクニックは使えないと思ったほうが良いと思います。

2022年度からは、新しい収益認識に関する会計基準が出題されるため、最新の内容で講座が受けられるネット講座で学ぶことで、より合格の可能性を高められると思います。

 
つばさ
経験と時間をお金で買うのは立派な投資です。
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クレアールの資料請求 -紙媒体とWeb講座の利点を両撮りした非常識学習法-

頼んでから、2日で届きました。

 

講座のメニューと学習法、授業のDVDが届きました。

今回のターゲットは2級なので、「2級講義パック」「2級パック」を見てみました。

2級講義パックでは、

  • テキスト(工業・商業。紙媒体
  • 問題集(工業・商業。紙媒体
  • 解説&講義動画(音声のみもダウンロード可)
  • 過去問6回分

2級パックではこれに加えて

  • 2級直前答練(3回)
  • 2級公開模試(1回)

が付いてきます。電話、スカイプ、メールで無制限に質問が可能

他社の講座と比べて高めのは、この「質問」が無制限にできるから。サポートが優秀な分どうしても料金は高くなります。

スタディングは不可能、他社の講座も回数制限があったりします。)

2023年6月時点では2級講義パック税込みで53000円、オプション答練は3000円、DVDは10000円です。

1回の動画講座は30分と短く区切られていて、スキマ時間を利用した動画学習と復習を

短いサイクルで回すことで集中力の維持と定着を狙っているのがウリ。

解法まで徹底解説した解法マスターを導入することで苦手を克服していくのが、クレアールが売りにする「非常識合格法」です。

資料を請求してみたい方はこちらから。

月によっては割引キャンペーンをやっていることがあります。資料請求は無料でできるので気になる方は、ぜひ請求されてください。
「非常識合格法」で資格☆合格【クレアール】
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一流の簿記スクールが、過去の本試験出題問題を分析して開発した「非常識合格法」で合格を目指しましょう!
スマホ、パソコン、タブレットなど、マルチデバイス対応でいつでもどこでも学習可能です。
さらに、月によっては受講価格が割引されることも!万が一合格できなかった場合でも、「検定目標月プラス1年間保証制度」があり、心配無用。無料の資料請求も受け付けているので、ぜひ一度チェックしてみてください!

価格

(簿記2級パック)税込み53,000円 (簿記3級パック)税込み16,000円

利点

①ネットだけでなくサポート面も充実 ②答練・公開模試などアウトプットが充実 ③資料請求ができる

欠点

①サポートとアウトプットが充実しているので、価格が高め(但し月によっては割引アリ)

価格 3.0
サポート(質問など) 5.0
インプット 4.0
アウトプット 4.5
総合 4.0

スタディングの無料講座 -ネット環境で完結してる反面、質問ができない-

スタディングの場合、資料請求はありませんが仮登録して無料講座を受けることができます。

こちらは、オンライン上の学習に特化しているので、紙媒体はありません。

こちらもターゲットは2級なので、「簿記2級合格コース」を見てみます。

なので、Webコンテンツを紹介します(2023年6月時点)

  • ガイダンス(1回)
  • 動画・音声講座 15.5時間分
  • →商業簿記28講座、工業簿記15講座、合計43講座
  • WEBテキスト(全講座)
  • スマート問題集
  • →商業簿記212問、工業簿記133問
  • 実戦力アップテスト(7回分、各50分、回答解説共にPDFファイルと解法講義(各20~30分)付き)
  • 検定対策模試(6回分、本試験形式(制限時間90分)、回答解説共にPDFファイルと解法講義(各50~60分)付き)
 
つばさ
統一試験・ネット試験にも対応済です。
 
ヒカル
実践力アップテストでは、本試験をかなりマイルドにした問題が出題されています。

基礎知識と本試験の中間のような難易度なので回答力がかなり上がり、本試験の過去問・難問にすんなりと移行できました。

2023年6月時点では税込みで19,800円(2級合格コース)

PDF印刷を除く全てがオンライン上で完結する仕組みになっています。

通学中や通勤中の学習をアピールポイントにしているだけあり、なんと、講義動画すらもタームごとに分けて収録されてます。

導入→本題→例題→まとめと動画が分かれていて、1本あたり長くて5~6分。

ひとつひとつの講義にメモを取ることができるので、より理解を深める助けになりそうです。

 
つばさ
これで時間が取れないとは言い訳ができないです。

さらに、動画の速度調整機能も付いています。繰り返し講義を受けて、慣れてきたら倍速、といった高速復習に使えそうですね。

最大の弱点が質問ができないこと。低価格で提供できるゆえの弱点だとは思いますが、有料でもいいから質問ができる機能は欲しいところだと思います。

動画やテキストで知識を勉強したあとスマート問題集で定着を図る学習スタイルがウリだそうです。

このスマート問題集にも、スマホだけで学習を完結させる工夫があります。

計算機マークをクリックすると計算機が起動します。

通勤中に計算機が取り出せないから問題が解けない、という欠点を解決しています。

 

さらに、間違った場所に付箋を貼る、あとで復習できる、見直せるという紙媒体の利点をオンラインで実現しています。

 

スマート問題集で間違った問題に「復習」チェックを付けておけば、「問題横断復習」機能を使って紙媒体が無くても、同じような学習スタイルが取れるようになります。

 

ヒカルが選んだスクールと、私が気づかなかった意外な理由

ヒカルの性格からして、多少高くても質問ができるクレアールを選ぶかな、と思いました。ヒカルが選んだのは、予想に反してスタディングでした。

理由を聞いてみました。

 
ヒカル
値段が半額以下だったのも大きかったけど、勉強のスタイルがテキストに書き込むというより、仕訳をひたすらチラシの裏に書き込んでいくスタイルだったので紙媒体が要らなかった。

質問ができないというのも、スタディングを受講できるネット環境があれば自分で調べられるから問題ではないと感じた。

問題集が本でないことの不安だった間違った箇所の記録も、「問題横断復習」機能で代替できたので問題なかった。何より・・・

 
つばさ
何より?
 
ヒカル
模擬授業を受けたときの講師が、スタディングの方が相性が良かった。
 
つばさ
!なるほどね。

講師との相性合格まで何度も動画講義で顔を合わせる以上、無視できない要素だとおもいます。

スタディングの悪評を見ていると、「講師の人と合わなかった」という声があるのも事実。ここは人によって大きく異なるので、やはり資料請求や模擬授業を受けた上で「自分と相性がいい講師かな?」と考えて決めるしかない、というのが結論でした。

クレアールとの”相性”を調べたいかたはこちら

資料請求は無料なので、模擬授業を受けて相性を確認しちゃいましょう。

 

↓クレアールとの相性確認はこちらから↓

「非常識合格法」で資格☆合格【クレアール】
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一流の簿記スクールが、過去の本試験出題問題を分析して開発した「非常識合格法」で合格を目指しましょう!
スマホ、パソコン、タブレットなど、マルチデバイス対応でいつでもどこでも学習可能です。
さらに、月によっては受講価格が割引されることも!万が一合格できなかった場合でも、「検定目標月プラス1年間保証制度」があり、心配無用。無料の資料請求も受け付けているので、ぜひ一度チェックしてみてください!

価格

(簿記2級パック)税込み53,000円 (簿記3級パック)税込み16,000円

利点

①ネットだけでなくサポート面も充実 ②答練・公開模試などアウトプットが充実 ③資料請求ができる

欠点

①サポートとアウトプットが充実しているので、価格が高め(但し月によっては割引アリ)

価格 3.0
サポート(質問など) 5.0
インプット 4.0
アウトプット 4.5
総合 4.0

スタディングとの”相性”を調べたいかたはこちら

無料講座があるので、ここから相性を確認しちゃいましょう。

 

↓スタディングとの相性確認はこちらから↓

低コストで商業簿記3級・2級合格を目指せるオンライン講座【スタディング】
4.0



資格試験の受験者は、時間がない、分からない、お金が足りないなど多くの悩みを抱えています。
「スタディング」はこれらの悩みを解決するためのオンライン講座です。
パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも学べるため、どこでも簡単に学習が可能です。1回の講座時間は15分前後で、わかりやすいビデオ講座が好評を得ています。
問題練習も充実しており、反復演習機能も備えているため、効率よく合格への道を進むことができます。価格も非常にリーズナブルで、少ないアウトプットでも過去問で補えるレベルです。
ただし、質問ができないという欠点があります。オプションとして質問機能を追加して欲しいと思う人も多いでしょう。
公式サイトで体験講座も受講できますので、ぜひチェックしてみてください。(2023年3月時点の価格)

価格

(2級単体)税込み19,800円 (3級単体) 税込み3,850円

利点

①ネット学習に特化 ②わかりやすいビデオ口座 ③低価格

欠点

①質問ができない ②アウトプットが少なめ(2級は過去問演習が必須) 

価格 5.0
サポート(質問など) 2.5
インプット 5.0
アウトプット 3.5
総合 4.0

LECとの相性を調べたいかたはこちら

有名なスクールとして、東京リーガルマインド(LEC)があります。

こちらも、「おためしWeb受講制度」があります。

試験後の某講師のキレッキレの回答速報で有名です。

 

↓LECとの相性を調べたいかたはこちら↓

LEC 東京リーガルマインド
3.5



1987年から続く難関資格の老舗。Web講座だけでなく通学も可能。
通学講座はWebやDVDのフォロー付で欠席してしまっても安心。
もちろんWeb講座は無料で体験可能。
簿記に限らず様々な分野の講座も請け負っており、受験を知り抜いた専門の講師の評判も高い。
書店で買えない専門書が買え、なんと最大10%OFF。
難点としては、通学環境と有名講師陣をそろえてる反面価格が高めなこと。
以前は他社講座と比べてWeb講座の受講期間が少なめのが欠点でしたが、延びました。
価格は2022年4月時点、Web講座のもの。

価格

(簿記2級)税込み57,750円 (テキストあり)税込み63,800円

利点

①書籍がある ②選べるプランが豊富で講師も選べる ③通学可能

欠点

価格が高め

価格 2.0
サポート(質問など) 4.0
インプット 5.0
アウトプット 5.0
総合 3.5
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