【一生役に立つ資格を取りたい方向け】断然オススメの資格は日商簿記3級、2級受験者にも役立つ情報を提供します

商業簿記は、ビジネスの現場で必要不可欠な簿記スキルを身につけるための初歩的な資格です。
特に、経理・財務部門で働く人や起業を考えている人にとっては、この資格の取得は非常に有益。

商業簿記3級は、基本的な帳簿のつけ方や決算書の作成方法を学ぶことができ、ビジネスにおける経理の基礎的な知識を身につけることができます。さらに、この資格は転職や就職にも役立ちます。

簿記2級を取得していると、会計に関する専門的な知識があることの証明になり、ビジネスの現場でより活躍できるようになります。このように、商業簿記の資格取得は、ビジネスにおいて必要不可欠なスキルを身につけるだけでなく、転職や就職の際にも大きなアドバンテージになります。

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CBT試験の導入でいつでも受けられるように!

過去には商業簿記の2級、3級試験は2、6、11月の統一試験のみでしたが、現在はネット試験でも受験可能になっています。

1級だけは年2回の統一試験のみですが、いつでも試験が受けられるようになったことで、外れ回を引いてしまうリスクがぐっと下がったとも言えます。

 
つばさ
外れ回とは、問題難易度が高かったり組み合わせが厳しかったりして、合格率が異常に低い回のことです。2級の157回試験が有名です。

簿記を習得するメリット一覧

簿記3級取得のメリット① 個人事業主なら税理士なしでも確定申告ができる

個人事業主なら簿記3級の知識と専用ソフトがあれば経理が出来ます。家計管理に活かすのも十分に可能。

事業の規模によっては税理士に頼まなくても確定申告ができるようになって、経費の削減にもつながります。

規模が大きければお金を払ってでも税理士に一任するのが安全だと思います。

簿記3級取得のメリット② 副業300万円問題にも対処できる

副業の年収が300万を超えない場合は原則として帳簿付けが必須になりました。

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2022年の8月1日に、国税庁が以下のような通達を出しました。内容かいつまむと、副業の売上が300万以下なら事業所得ではなくて雑所得とするよという通達でした。[sitecard subtitle=前に書いた記事 url=https:[…]

そのため、帳簿付けのスキルは必須になります。

簿記3級取得のメリット③ 上級資格への足掛かりになる

3級を足掛かりにして2級に合格すれば、履歴書に書けます。

2級からさらに1級、建設業経理士、FP、税理士に挑戦していくのは十分にアリだと思います。

 
つばさ
いきなり2級に挑むのは無謀です。2級の内容は3級の知識が前提です。時間がかかるように見えて、3級➡2級と勉強するのがいちばんの近道だったりします。

簿記2級取得のメリット① 大企業では昇給や昇格の基準にされる

大企業では、経理でなくても簿記2級が昇格判断の材料にされることがあるそうです。

いきなり2級は厳しいので、3級を勉強したあとに2級を取得できれば選択肢をグッと広げることができます。

簿記2級取得のメリット② 商業系の学校では単位認定されることがある

商業系高校では単位認定されるほか、経済系の大学入学でも優遇される傾向があります。

※2024年2月現在の資料です。詳細については各学校の入試要項等でご確認ください。・国公立大学・私立大学……

大学の推薦入学となると、社会人も対象になるので簿記1級が求められる傾向にあります。

何を学ぶのか ー会計の基本的な処理ー

  • 企業がモノや備品などの固定資産を買ったとき、売ったときの処理(減価償却は定額法のみ)
  • 営業で費用が発生した(給与、水道光熱費、地代家賃など)ときの処理
  • 決算時の処理(前払いや未払い、前受け金や未収金があったときの処理)
  • 損益計算書や貸借対照表の作成法(一般的な会計ソフトで個人事業主の青色申告ができるようになります)
  • 主要簿の扱い、特に仕訳票から総勘定元帳への転記(会計ソフトなら自動的にしてくれます)
  • 補助簿の扱い、特に商品有高帳、現金有高帳、固定資産台帳の扱い

などの会計学の基礎です。経理担当でなくとも一生使える知識が学べます。

 
つばさ
一般的な会計ソフトが使えるようになるのは大きいメリットです。

勉強の仕方 ー3級はひたすら手を動かすー

3級は慣れです。まずは完璧主義を捨てること。とにかく仕訳の処理速度を上げるのが学習のコツ。

実際の試験では仕訳が大量に出てきます。特に3問の仕訳の量が凄まじいので速度を上げておかないと試験時間内に解けなくなります。

説明を読んだらひたすら問題を解いて、解説を見て「こういう処理をする」と理解したら次のセッションに進みましょう。

意味の理解は後回しです。3級の処理の意味が分かるのは、2級や1級を勉強したときです。

一通り解き終わったら、過去問を解きます。簿記固有の「簿記弁」や独特の言い回し、解き方のクセに最初は苦労させられると思います。

過去問を回答を見ながらでよいので一度解いて、二回目は回答解説を一切見ないで通しで解いて時間配分のコントロールを身に着けてください。

 
つばさ
昔は電卓が無かったのでそろばんで計算してました。珠算一級はその過程で取ったものです。

2級以上を取りたくなったら? ー資格学校に行った方が良いー

3級は独学と慣れで通ります。商業系の学校を卒業して、商業簿記2級と工業簿記1級を取得してる体験から書きますが、

 
つばさ
2級以上の独学は、無謀です。私も授業で何度も繰り返して学んだあとで受験しました。仮に通っても、処理に穴があると実務で使うのは厳しいと思います。
 

昔は社会人学校などの座学しかありませんでした。今はオンラインでも勉強できる時代なのでうらやましいです。

ネット試験の導入とともに紙での統一試験の仕組みも大きく変更されました。

  1. 試験時間の変更、3級は60分、2級は90分。ふたつとも短縮
  2. 問題用紙含め持ち帰り禁止、それに伴い回答速報の廃止(3・2級)
  3. ①に伴う出題形式の変更

特に影響が大きいのは③。

出題形式が大きく変わるので、今までの問題集や過去問は使えなくなった、と言ってもいいかもしれません。

おすすめの勉強本

 
 
つばさ
ブログのネタにするために、息子に受けさせました(笑)。
 
息子
2級まで取得できました。実際に会計ソフトを使って確定申告も自力で出来たので、資格の力は大きいと思いました。

息子が買った本は、次の二冊だそうです。私が受験した時と比べて、大幅に論点が変わってるので息子に任せました。

商業簿記は、論点(出題範囲)変更があるので、

ネットで買う時は必ず最新年度のものを購入してください!

↓テキスト↓

↓問題集↓

おすすめのスクール ー2級以上はこちらー

価格と自分の生活スタイルに合わせたスクールを選んだほうが長続きしやすいと思います。

ここでは、効率と資格の価格の安さから選んでみました。

 
つばさ
資料請求だけなら無料なのでしちゃいましょう。息子がしてみたのですが、勧誘電話などはありませんでした。
 

クレアール

オンラインでも勉強できる学校です。

調べて初めて知ったのですが、こちらも50年以上の歴史があるそうです。

パソコンだけでなくスマホでの学習に対応している、今の時代に合ってる学校だと思います。

大きな特徴は、時間効率に特化していること。短時間で受験生を合格範囲内にを引き上げるための、さまざまな工夫がなされています。

↓資料請求はこちらから↓

「非常識合格法」で資格☆合格【クレアール】
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一流の簿記スクールが、過去の本試験出題問題を分析して開発した「非常識合格法」で合格を目指しましょう!
スマホ、パソコン、タブレットなど、マルチデバイス対応でいつでもどこでも学習可能です。
さらに、月によっては受講価格が割引されることも!万が一合格できなかった場合でも、「検定目標月プラス1年間保証制度」があり、心配無用。無料の資料請求も受け付けているので、ぜひ一度チェックしてみてください!

価格

(簿記2級パック)税込み53,000円 (簿記3級パック)税込み16,000円

利点

①ネットだけでなくサポート面も充実 ②答練・公開模試などアウトプットが充実 ③資料請求ができる

欠点

①サポートとアウトプットが充実しているので、価格が高め(但し月によっては割引アリ)

価格 3.0
サポート(質問など) 5.0
インプット 4.0
アウトプット 4.5
総合 4.0

スタディング

こちらはオンラインによる学習のみに特化したスクール。

資料請求すらなく、登録しただけで模擬授業を受けられます。

簿記3級・2級に至っては紙媒体のテキストすら、ありません。

[追記]PDFファイルはあるので、紙媒体派のひとも安心です。

模擬授業を受けた範囲ですが、Webの学習環境の使い勝手は、クレアールを上回ります。

質問に対応していない、(簿記3級・2級の場合)紙媒体が無いという欠点はありますが、

基本的に紙媒体がない、資料請求もない等の節減の結果、クレアールよりも安価な授業料で、スキマ時間も学習を進められます。

動画講座→スマート問題集→テキスト復習のサイクルで合格範囲に押し上げる勉強スタイルがウリ。

ただし、簿記の学習は2級でも手を動かすのが基本。スキマ時間”だけ”で合格できるとは思われないでください。2級は結構難しいです。

低コストで商業簿記3級・2級合格を目指せるオンライン講座【スタディング】
4.0



資格試験の受験者は、時間がない、分からない、お金が足りないなど多くの悩みを抱えています。
「スタディング」はこれらの悩みを解決するためのオンライン講座です。
パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも学べるため、どこでも簡単に学習が可能です。1回の講座時間は15分前後で、わかりやすいビデオ講座が好評を得ています。
問題練習も充実しており、反復演習機能も備えているため、効率よく合格への道を進むことができます。価格も非常にリーズナブルで、少ないアウトプットでも過去問で補えるレベルです。
ただし、質問ができないという欠点があります。オプションとして質問機能を追加して欲しいと思う人も多いでしょう。
公式サイトで体験講座も受講できますので、ぜひチェックしてみてください。(2023年3月時点の価格)

価格

(2級単体)税込み19,800円 (3級単体) 税込み3,850円

利点

①ネット学習に特化 ②わかりやすいビデオ口座 ③低価格

欠点

①質問ができない ②アウトプットが少なめ(2級は過去問演習が必須) 

価格 5.0
サポート(質問など) 2.5
インプット 5.0
アウトプット 3.5
総合 4.0

【追記】息子のヒカルが3級と2級に合格しました

日記で書きましたが、息子が商業簿記3級に受かりました。

学習期間は2ヵ月、予備知識なしの状態から勉強していたそうです。

(追記)2級に受かったそうです。通信制学校を比較してレビューもらえましたので、記事を書きました。ぜひご覧ください。

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2020年の3月に3級に合格した息子が2級にも受かりました。

ネットスクールのスタディングを利用して合格。

インタビューをしてみました。ぜひご覧ください。

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