家賃は持ち家だから削減できない、ガスは賃貸だからできない、水道は一つしかないので選択できない。
様々な固定費削減は「不可能な」理由がありますが、ひとつだけ再現性のある項目があります。
電力です。
1年分の電気代で比較 -面倒くさい≒固定費削減の最短ルート-
電力の自由化で、様々な電力供給会社が生まれ、電力会社の乗り換えは身近なものになりました。
この式を覚えてください。
電気代=基本料金+使用電力に応じた利用料金+燃料調整費+再エネ賦課金
電力供給会社によって、
・基本料金はゼロだけど使用電力に応じた利用料金が高くなる
・基本料金だけが安くて使用電力に応じた利用料金は地方電力会社と同じ
・基本料金も使用電力に応じた利用料金も安い
・基本料金は変わらないのだけど、使用電力に応じた利用料金が多いほど安くなる
様々な特徴があります。
なので、まずは1年分の電力明細を用意して下さい。
(検針票の「電気ご使用量のお知らせ」にある供給地点特定番号とお客様番号も控えてください。申し込み時に必要になります。)
次に、面倒だとは思いますが電力会社ごとに比較しましょう。
大手電力会社を装って「供給地点特定番号」「お客様番号」を聞きだす事案が発生したそうです。
この2つが分かると乗り換えが出来てしまうので、聞かれても決して答えないで、すぐに電話を切って下さい。
また、電力会社のセキュリティへの認識が甘いことで、電力会社間の変更に用いるシステムが乗っ取られる事例も。
比較サイトで徹底的に調べましょう。
比較サイト①「新電力比較サイト」 ー簡易的な比較が可能ー
こちらのサイトでは、消費量がわからなくてもおおよその節約効果わかります。
おおまかに、どんな電力会社があるかを知りたいときにおすすめできます。
比較サイト②「エネチェンジ」 -特典も含めた比較が可能なサイト-
ポイント・特典込みで検索できるサイトがありました。
郵便番号だけで比較できる上、電力の消費量を詳細に入力できるので、こちらのほうがおすすめかもしれません。
↓郵便番号だけでお得な乗り換え先を検索できるエネチェンジ↓

使い方(というより、注意点)を書いた記事を作りました。ぜひご覧ください。
1年分の明細を使って、見積もりと実際発生額の比較を行いました。
エネチェンジの見積もりはほぼ正確という結果になりました。検証した記事はこちら。

エネチェンジの見積もりに1.026くらい掛けると良いみたいです。
[2021年4月追記]熊本電力は推奨しません ー別会社への変更を推奨ー
2021年2月、電力会社の変更に用いる「スイッチング支援システム」が乗っ取られる事件が起きました。その結果、多くのユーザーが勝手に契約を乗り換えさせられることに。
電力会社の中では最安に近いということで好意的に紹介していた熊本電力ですが、セキュリティ面で少しでも不安があるなら、熊本電力以外への乗り換えをおすすめします。

先日、ついに行政処分の段階になったので、別会社への乗り換えを推奨します。
しつこいようですが、電気代は必ずご自身でシミュレーションされて下さい。
地域によってはもっと安いプランがあるかもしれません。
コメント
つばささん、こんにちは!
つばささんのブログは分かりやすいので、いつも拝見させてもらってます。
今回の電力量(電気代)の比較など、とても分りやすかったですよ!
ためになりました。
たくみんさん、こんにちは(^^)
たくみんさんのブログも親切・丁寧で「実際に行ってみたいな~」と思えるので楽しいです。
褒めてくださり、ありがとうございます。
毎回、更新楽しみにしています。
読者の皆さんのためにも頑張ってくださいね。
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